国家一般(国2)、出先機関、ノンキャリア。
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職業としての国家一般【その1】──出先採用の国家一般(ノンキャリア)は、何処に仕事の面白みを見出すべきか。
はじめにはっきり言っておく。

地方支分部局(出先機関)採用のノンキャリは、国家総合(キャリア)のように政策の制定や制度の企画・立案に携わる機会はほぼない。主として本省は企画・立案、出先機関は現場でその運用という役割分担、これは人事院が出してる白書も認めるところである(平成27年度の白書は本省・出先関係の節が設けられているので、是非ご一読することをおすすめする)。

また、同じノンキャリ採用でも、本省採用のノンキャリは企画・立案の歯車に組み込まれることもあろうし、待遇面でも出先ノンキャリよりも一歩先を行く。彼らの大部分の上がりポストである本省課長補佐というのは、管区機関の課長(の一個上)に相当する。管区機関の課長になれる出先採用のノンキャリというのは、(省庁にもよるが)まず少数派であると断言してよい。大多数は府県単位機関の課長級であろう。(この点について、少々昔の記事ではあるが、「或小役人の一笑」という本省採用ノンキャリアの方のブログにも雑感が書かれており参考になる。)

だから、政策や制度の企画・立案に面白みを見出す方は、いまからでも遅くはない、本省配転を希望するべきである。そして本省に居付いてしまおう。そうした人事異動(出先→本省)が慣行となっていることは上に取り上げた人事院の白書でも(問題点として)指摘されている。

企画・立案が中心の本省。(勤務時間はさておき)処遇面でも恵まれていると言っていい。

翻って我々は。

ただ、ひたすらにニッチな制度の運用に徹する一生を送ることになる。制度の運用──つまりは関係する法律、閣議決定、政令、省令、事務連絡そして通達を穴が空くほど目を通し、解釈を巡って重箱の隅をつつくようなやりとりを行い、法令と現実の乖離に頭を悩ませ、なんとかかんとか最終的に然るべきところに落とし込むその地味な芸当。

そのあまりの泥臭ささが、公務員試験板でなにかと揶揄される一因なのであろう。(「一般」でスレタイ検索をかけると、その手のスレがわんさかと出てくる。)

タイトルの通り、この記事は出先機関の仕事の面白みを伝えるために書いている。にもかかわらず否定的な雰囲気が漂っているのは、この職業に、なまじっか「国家公務員」という名称がついているために、まずはそのイメージを取り払うことが先決だと判断したためである。その名称に惑わされ間違った幻想を持っているから、それが明るみになったとき、「国家一般は負け組」的なスレを立ててしまうしそのようなスレを見て気が滅入ったりするのである。

(続く)

メモ:

次回は自治体との比較

参考:

http://ameblo.jp/government-official/entry-10006236075.html(「本省と出先機関」或小役人の一笑)

http://www.jinji.go.jp/hakusho/h27/1-2-01-2-1.html(「平成27年度公務員白書」)
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国出先勤務ノンキャリア国家一般三十路。




 

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